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戦争の話ってよりも 家族愛とか 何の為に生きるかとか
そんな映画だったんですね

戦争に行くってことは死ぬ可能性が高いって事であり
戦地に行ってしまったら家族と会うことはもう無いかもしれないって事で 悲しいですよね~
でもこんなこと感じました

こないだ法事に行ったとき 伯母さんたちとの別れの時に
末っ子の叔母さんが ちょっと痴呆の姉叔母さんに言った一言
「おねぇちゃん、もう合うこと無いんだから ちゃんとお別れして・・・」

叔母さんたちは80歳前後、死が迫っていることを意識しながら生きてるんだと思う
戦争だろうが寿命だろうが死を目の前に感じながら生きている状況に変わりない
年を取るほど 身内、知人、友人など 周りの人たちが毎年のように死んでゆき それを見守っていかなければならない
生きている方が辛いような気にさえなってくる
戦争も不幸だとは思うけど、生きていることも幸せとは限らないよね
やっぱ 誰よりも早く突然ポックリが幸せなのかもしれない



永遠の0の最後の最後のシーン
とある評論家が絶賛してました
「特攻する直前に見せる含み笑い、これにはすごい意味がある」と

言葉には出来ないけど なんとなく分かるような気がします
人間の気持ちは複雑です

戦争は悪いと思いつつ零戦はカッコいいと思ってしまうし飛んでいる姿だって見てみたい
だから永遠の0を見てみたいと思ってしまう人だって多いと思う
だからそれが悪いってわけじゃなく その時その時で欲望を求めてしまうのが人間ですから あまり人に迷惑をかけない程度に欲望を満たして行くしかないよね

★★★★☆


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